2006-08-10 親愛なる、 あなたへ。 今日の月が赤いのは、きっと、今日が、何年も前に、 世へと革命分子を送った日だからだ。 病魔に蝕まれつつ散っていった命を、思い出して居るんだろうと、 思うのです。 どこか他人と線を引いて、自分に近づけさせまいと、 『狂』を纏っていた貴方を、私は、こよなく尊びます。 私は、貴方のように生きて行きたいと思います。 短くても、怒涛のように、時々はひねくれて、頭を使いながら。 貴方が居なかったら成立していない、日本と云う小さな島国より。 親愛なる、あなたへ。